特許申請の審査をスピードアップする方法
特許申請に限らず、役所に何かを申請すると一体どのぐらいの時間がかかるのか全く分からずに困り果ててしまう事ってありますよね。
特許申請の場合にも受理されてから最終的に特許が認められたのかどうか結果を聞くまで、長い時間がかかるようです。
数年単位でかかる事も珍しくないようですよ。
しかし、いくつかの条件を満たせば特許申請の審査にかかるスピードを多少アップさせる事ができるのだそうです。
特許申請を考えている方なら、ぜひ知っておきたいポイントかもしれませんね。
特許申請をスピーディに審査してもらうための手続きは「早期審査」と呼ばれていて、こちらから請求しないと該当する場合でもスピードアップはしてもらえないようです。
誰でも自動的に、と言うわけではないんですね。
特許申請の早期審査の対象になるためには、次の条件のいずれかを満たしている事が条件のようです。
・申請人が個人や教育機関、研究機関、中小企業などであること
・申請人などが発明を既に実施又は2年以内に実施予定である場合
・グリーン関連申請(省エネ、CO2削減等の効果を有する発明)である場合
・日本国内だけでなく外国へも申請している場合
これらの条件は全部満たしていなければいけないと言うわけではなく、どれか一つでも該当していればOKなのだそうです。
しかも請求にかかる費用は無料だということなので、中小企業や個人にとっては嬉しいですね。
早期審査してもらってどのぐらい審査時間がかかるのかと言うと、特許庁の公式ページによると大体2,3ヶ月ぐらいだそうです。
これだけでもかなりの短縮となりますね。